うさぎを飼う前にちょっとまってほしい。この記事を読んで本当にあなたはうさぎを飼うことはできるか。うさぎを幸せにできるか確認してほしい
あなたの幸せのためじゃじゃなく、うさぎの幸せのために飼えますか?
うさぎを飼いたい理由って様々だと思います。うさぎがいたら幸せだなぁっていうのが共通してあるかと思いますが、いちばん大事なことはうさぎを幸せにできるか?と考えていることです。
あなたはいつでも好きなときにご飯を食べて、休日は好きなところにでかけて自由に過ごすことができますが、うさぎはあなたがいなければ幸せになれません。
だからこそ、うさぎが家にいたらいいなぁっという軽い気持ちから、うさぎを飼ったらその子を幸せにしてあげられるか?考えてください。
犬猫とは違いうさぎを飼ったら旅行に行くのが難しくなる
犬や猫の場合、室内で飼っていてもケージに入れずに家の中では比較的自由に移動ができる環境かと思います。
しかし、うさぎの場合、ほとんどの方がケージで飼っていますよね。きっとあなたもウサギをケージで買う予定だと思います。
犬や猫の場合は、監視用のウェブカメラと自動給餌器や自動給水器などで一泊二日などの旅行はペットホテルを使わなくても平気ですが、うさぎの場合は違います。
ケージで飼っているので、自動餌やり器などは使えません。水に関しては給水ボトルを複数設置しておけば行けなくもないですが。
なによりもケージに閉じ込めっぱなしのためストレスがかかります。
ではペットホテルを使えばいいのか?となりますが、犬の場合はペットホテルにお散歩サービスがついていたり、猫の場合は日中はケージからだしてフリーで遊ばせてくれる所も多いです。
しかし、うさぎの場合は小動物。ケージに入れっぱなしで過ごすというところが多いです。
うさぎは非常に縄張り意識が強いため、環境が変わるだけでもストレスなのに、ケージから出て遊べないのは更にストレスがたまります。
東京などでは、うさぎ専門店やうさぎカフェなどでお泊りできるところは、ケージから出して遊ばせてくれるところもあります。
猫カフェのウサギ版ウサギカフェに行ったことがある人ならわかると思いますが、猫カフェと違い、でているウサギの数は2〜3匹。
ほんとうに縄張り意識が強いので、オス同士を一緒に出すと喧嘩になる。本当に相性がいいうさぎをうまくだしているのです。
ウサギさんは繊細
最低でも朝1時間、夜1時間外にだして遊んであげられますか?
うさぎを飼い始めたら、うさぎさんと遊ぶと思いますが、しっかり朝と夜1時間ずつだして遊んであげられますか?
よく1日30分〜1時間ウサギを外に出せば十分なんて書かれているサイトが多いですが、そんなわけ無いです!
この記事を書いている段階のうちのウサギは10歳と2歳で、室内完全放し飼いですが、朝と夕方になると活発に活動が始まります。
本来夜行性なのですが、生活リズムを私達人間に合わせてくれています。
寿命を伸ばしてあげたいなら、とにかく運動する時間を作ってあげることです。
夜ケージを噛んだり足をダンダン踏み鳴らし大きな音をだします
ウサギは声を出して鳴きませんが、不満があると、ケージを噛んだり、足をダンダン踏み鳴らして大きな音をだします。特に夜中に大きな音を立てます。
住んでいる家がある程度防音がしっかりしていないとご近所迷惑になり、苦情がやってきます。それで引っ越せればいいですが、飼えなくなり里親に出すという悲しい選択をしないようにしてほしいです。
スリッパでフローリングを思いっきり叩く音と思えばわかりやすかと思います。
うさぎは暑さに弱い!夏は24時間クーラー電気代節約できません
うさぎはとにかく暑さに弱いです。6月から10月ぐらいまでは24時間クーラーつけっぱなしだと思ってください。電気代を節約なんて考えないでください
節約したらウサギが死ぬと思ってください。
6月なんて早いんじゃないの?って思うかもしれませんが、梅雨の湿気と蒸し暑さで一気に体調を壊します。10年飼ってても毎年夏の始まりが怖いです。
うさぎは寒さにも弱いです専用のヒーターを用意して
うさぎは寒さにも弱かったりもします。夜は毛布をケージにかけてあげたり、ヒーターマットを入れてあげたり、暖房用のランプを付けてあげたりしてあげてください。
寒さ耐性は個体差があるのでなんとも言えませんが、うちの2匹のうさぎたちは寒さにとても強くなぜか寒いのに窓辺にいます。普段から運動しているから寒さに強いのかもしれません。
使わないとわかっていても、毎年寒さ大丈夫かな?年取って平気かな?っと不安になりながら、暖房グッズをセットしておきます。
うさぎは抱っこが嫌いです
うさぎは基本抱っこが嫌いです。これはもう本能ですね。捕まったら死んでしまうという本能です。
慣れれば抱っこも気にしないと思わないでください。基本嫌いです。自分から遊びに来て寝ている寝ている人間の背中に乗ったり、膝の上に乗ってきたりしますが、抱っこは嫌いです。
うさぎは噛みます懐くまで1〜2年我慢できますか?
ウサギは繊細です。だからこそこだわりが強いです。もちろんウサギにも個体差があります。すぐ懐く子懐かない子、うちの10歳のうさぎさんは比較的人懐っこい。
弟分の2歳は自分がかまってほしいときだけ来ます。この弟くんは頭なでてと来ますが、撫でる場所がちょっとでもずれると思いっきり噛みます。流血沙汰です。
きっとほかのうさぎを飼っている人たちからみれば、このこ全然懐かないねっておもわれるかもしれません。しかし、2年かけて、大出血から、少出血ぐらいまでのアマガミ?になりました。
本当に根気が必要です。
うさぎは壁紙やコードに服にバッグ何でもかじります
ケージで飼うから大丈夫なんて思わないでください。本当にちょっと外に出した瞬間に噛みます。来ている服をかじったりします。整理整頓して、ペットサークルの中で遊ぶから平気だと思わないでください。
うさぎさんはジャンプして飛び越えますし、思いっきり持ち上げてうまく下をクグ抜けて逃げます。
忘れてはいけません。ウサギは飛び跳ねるものです。
壁紙をかじってやぶきます。賃貸の人はその分退室時に原状回復の修繕費が数万取られます。
スマホの充電ケーブルはかんたんにかじられます。テレビや各種家電の電源ケーブルはかじられて壊されます。在宅ワークでパソコンの充電ケーブルなどもかじってしまいます。
あなたが鈍感と言われる人だったら飼わないでください
うさぎは声を出しません。鳴き声を上げません。基本ケージの中で飼われているでしょう。一緒に触れ合うのは朝夜1時間ずつ。そんな短時間でウサギの変化を見抜けますか?
- 100〜200グラムぐらいの体重の変化に気づいてあげられますか?
- 水の減り変化に気づいてあげられますか?
- チモシーの牧草の減りぐあいの微妙な変化に気づいてあげられますか?
- うんちのサイズに気を配れますか?
- おしっこの色の変化に気がつけますか?
- 寝ている位置の場所の変化に気づけますか?
病気のときはちょっとしたサインがでています。いつもより水の減りが遅い、早い、チモシーの食べる量が多い少ない、うんちのサイズがいつもより小さいなどなどいろんなサインがあります。
毎日抱っこしていれば体重の変化に気がつくことができます。こういうちょっとしたことを気にしてあげられますか?
まとめうさぎを飼うのは大変でも幸せ
うさぎを飼うのは思った以上に大変です。でもその大変さのぶん可愛さもアップです。ここまで読んでも飼いたい!と思える人がいたらぜひ飼ってあげてください。
きっとあなたのうちにくるうさぎさんはとっても幸せになれるはずです。
うさぎがいる生活は幸せです。でも毎日このこは幸せなのかな?って考えます。家の中で放し飼いで自由にさせてるから、他の家のウサギさんに比べたら絶対に幸せなはず!と思いますが、それでもやっぱり悩みます。
夜寝る前にお腹の上に乗られて撫でて攻撃をうけながら2時間撫でてたりします。
家族に、寝ながらウサギを撫でてたよって言われたりします。
それでもやっぱり悩みます。
わたしがうさぎを飼ってていいのかな?と幸せかなと
ここまでよんだあなたもきっと悩むと思います。その悩みに耐えられないと思ったら諦めてください。その悩みと付き合いながらウサギとの生活を楽しめるなら家族にしてあげてください。